こんにちは!私は新卒でシステムエンジニアとして就職し、現在は生命保険会社で働いているアクチュアリー(準会員)です。
このブログでは、私自身の経験から得た学びを記事にしていこうと思っています。
SEから他の業界への転職を考えている人や、ITスキルを高めたいアクチュアリーの方に役に立つ情報提供をすることを目的としています!
今回は私の自己紹介記事(しかも学生時代まで遡ります)ですので、早くプログラミングのTipsとかが知りたい、という方は読まなくても大丈夫です!どなた様も、拡散は是非お願いします!
2014(高校3年、勉強を知る)
高3の夏、人生で初めて勉強しました。めちゃめちゃ遅いです。笑
それまでの私は全く勉強せず、学校のテストはいつも赤点ぎりぎりだった記憶です。模擬試験の数学の点数は1桁の時もあったと思います。
高3になっても相変わらず勉強には手を付けず、趣味のギターをエンジョイしていた私に、「おまえやばいから、とりあえず英単語やれ」といって友達が課題を出してきました。1日で50単語覚えるという課題で、暗記方法もレクチャーしてくれました。
課題はどんどん進みました。最初の数ページしか開いたことのなかった単語帳(ユメタンを使っていました)は、あっという間に400単語ほど進み(もちろん、一周で完璧に400語覚えられたわけではないです)、達成感に包まれたことを覚えています。
勉強を楽しいと感じた私は、大学受験にチャレンジしようと一念発起しました。
短期間で準備可能な私立文系の大学かつ、可能な限り高い目標をセットしようと考え、慶應義塾大学を第一志望にしました。
2015(大学1年、数学を知る)
約半年の受験生活の末、なんとか立教大学の文系学部に合格しました。
当初のゴールには届きませんでしたが、「勉強は楽しい」という発見を得られたことに大きな価値があったと思っています。
特に英文法の勉強はとても面白く、夢中で課題に取り組んだ日々のことを今でも思い出します。世界が広がる感覚にとても感動しました。
勉強の楽しさに気づいた私は、大学に入っても勉強を続けました。学科の勉強だけでなく、独学で高校数学を勉強していました。理由は、「数学ってなんかかっこいい」と思ったからです。
2017(大学3年、アクチュアリーを知る)
大学3年生の頃は、大学の授業の延長で統計学を勉強していました。不確実なものを取り扱うという考え方にとても面白さを感じていました。
そんな中、書店でアクチュアリーという言葉と出会いました。勉強を頑張ったら良い給料がもらえるなんて、そんな素敵な職業があるのか!とびっくりしました。
迷うことなくチャレンジすることに決めました。
2018(大学4年、就職活動)
大学在学中に2度受験しましたが、科目合格には至りませんでした。文系学部出身であり、新卒でアクチュアリー候補生として入社することはかなり厳しいと考え、システムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。なぜシステムエンジニアを選んだのか、理由は3つありました。
1つ目は、在学中にプログラミングを勉強した際、得意分野だと感じたためです。統計学の勉強ツールとしてPythonに出会いました。大学時代の経験としては、友人とプログラミングサークルを立ち上げ、学園祭では小学生向けのプログラミング教室を開催したりもしていました。
2つ目は、システムエンジニアも、勉強し続けることが評価される職種だと考えたからです。
3つ目は、父親がシステムエンジニアだったため、仕事のイメージを持ちやすかったためです。休日の障害対応は大変そうでしたが、それでも父はいきいきと働いているように見えました。
2019(社会人1年、システムエンジニアになる)
システムエンジニアとして、社会人生活がスタートしました。社会人といっても、最初の5ヶ月間は実務研修を受けさせてもらっていたので、お金を頂きながら学校に通っている気分でした。コロナの前でしたので、同期16人が狭い会議室に集められ、毎日ひたすらシステム開発について勉強していました。
この研修で得たものは非常に大きかったです。特に、単体テストの考え方や設計の仕方など、独学ではなかなか身につかないノウハウをたっぷりと教えていただきました。人生でもっとも贅沢な時間だったと言えるぐらいです。
研修ではCOBOL、Java、SQLを学び、実務ではJava、SQL、Bashを経験しました。
アクチュアリー試験ですが、こちらは就職後もこつこつと勉強していました。
時間が有り余っていた学生時代とは打って変わって、いかに効率よく勉強するかにフォーカスしていました。
そして、この年に2科目(数学、KKT)に合格しました。オフィスビルの階段でガッツポーズをしたことを鮮明に覚えています。
この年に合格できなければ、SEとして頑張っていこうと思っていました。人生何があるか分からないですね。
2020(社会人2年、フリーランスへ)
図らずもかなりのボリュームになってきてしまいました。この年からやっとアクチュアリーとしてのキャリアがスタートします。
合格発表後、すぐにいくつかの転職エージェントとコンタクトを取りました。何社か面接をしてもらいましたが、結果は振るいませんでした。コロナ禍で在宅ワークが始まる中、こつこつと試験勉強を進めていました。
そこから約半年が過ぎたころ、とあるエージェントの方から声をかけていただきました。それは、「業務委託」という形で、アクチュアリーとしてプロジェクトに参加しないか、というお誘いでした。
かなり迷いましたが、当時の私は、「失うものはほとんどない。上手くいけばリターンは大きい」と考えました。たった1年半のキャリアでしたから、その判断は正しかったと今でも思います。
正規雇用から個人事業主(フリーランス)への転身は、かなりスリリングでした。成果を出せなければ、仕事がなくなってしまう。そんな焦燥感の中、未経験の分野に必死に食らいつきました。色々ありましたが、その後現在の会社に転職することになります。
システムエンジニアの経験を活かし、Javascriptによる料金計算システムの実装やPythonによる計算の効率化など、お手伝い的な業務もこなしていました。
今現在
今現在はシステムエンジニアの経験を活かしながら、アクチュアリー業務のプロセス改善など、幅広い業務に携わらせていただいています。非常に充実した日々を過ごしています。
アクチュアリー試験は、着実に科目合格を重ね、無事に準会員となりました。
以上、キャリアの振り返りでした。大変長くなってしまいました、ここまでお付き合いいただいた方、本当にありがとうございます!
また、文章を書く中で、たくさんの方に助けられて今の私があると、改めて実感しました。いくら感謝しても足りないですね。少しずつ恩返しできるよう頑張っていきますので、見守っていただけると幸いです。
上述の通り、短いキャリアながらも色々な経験をしてきましたので、その中で得た学びをこのブログで書いていこうと思います。
業務に関連するところはほとんど書けないので、ハイレベル(俯瞰的)な内容や前職の経験、技術的な話、試験対策が主なコンテンツになると思います。
今後とも、お付き合いいただけますと幸甚です。それではまた。
好きなもの
- ドライブ(オープンカーに憧れています)
- 散歩(特に晴れた朝)
- 和食全般(特にうなぎ)
- サンドイッチ(特にクロワッサンサンド、ブルーベリーとチーズが入っているもの)
- B’z
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